子育ては忍耐だ〜


娘が中学生になってから、「お母さん、教えて〜」が増えました(^^ゞ
小学生の間は優等生だった娘ですが、中学生になったとたん・・・

娘は中高一貫校に通っています。
だから、勉強の進度が早いのです。といっても私立に比べたらゆっくりのはずなんですが。
小学生の間は応用的な問題もほとんどなかったので、
学校の授業さえちゃんと理解できていれば大丈夫でした。

成績表もテストだけじゃなくて行動などの評価もあるので、
先生から見るとちゃんとやってる?娘は評価はいい方だったんです。

でも、中学生は授業の進度は早いは、休憩時間は短いは、部活は土日もあるはで、
宿題をこなすだけでいっぱいいっぱい。
通信教育はしているけど、理解が悪い娘は宿題をするだけで時間がなくなるのです。

塾にいっている同級生は授業がすらすら分かるけど、娘は訳がわからないまま
先生の板書をノートに写しているだけ。

先生に聞きに行く時間もないと言うのです。

そんなわけで、特に苦手な「数学」の問題を私に教えてくれと言うんです。
中学生の問題とは言ってももうはるか昔。
中1しか習っていない公式のレベルで娘を教えないといけない。

娘は一旦「分からない」と自分で思ったら、簡単なことを説明していても、
「全部分からない」というんです。

え? こんな簡単な通分が? 割り算が? そんなことばっかり。
ある問題はとけても、似たような他の問題はもう分からない。

正直、「いらっ」とします。
でもホントは分かってるのに「分からない」って言ってるときもあるんです。
なんとなくですけど・・・

だから、「どこまで分かってる?」
「これは分かる?」と、はてしなく簡単なところまで説明していきます。
言葉がむずかしければ簡単な言葉で言い換えて。
「がまん、がまん」と自分に言い聞かせて。

中学までは数学はとくいだった私ですが、
今はかなり忘れてます。それに、応用がきかないので、ちょっとひねった問題は、
私には分かりません。

答えを見せてもらってそこから説明を考えるわけです。

塾に行かせれば娘ももっと楽に分かるのかもしれないけど、
いまは部活で時間もないし、塾にいくお金も・・・

旦那は数学がとっても得意だった人なので
娘の「分からない」気持ちが「分からない」んです。
だから旦那が説明するとすぐに「寝たら分かる!」なーんて説明終了。

はぁーーーーーーーーーーーっ。

もっと丁寧に教えて欲しいんだけど、簡単に分かっちゃう人には
「分からない」人の気持ちはわからないんですね。
そして「分かるまで教える」っていう忍耐力もないみたいです。

子育てって大変です。
昔の勉強を嫌でもやり直してるんですから。
そして、怒ったところで理解はしてもらえないので、子供には優しく簡単に
分かりやすく。理解できるまで何度でも。

はぁーー。忍耐力、鍛えられてます。





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